start-stop-daemon.8 6.1 KB

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  1. .\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
  2. .\"original revision: 1.11
  3. .\"
  4. .\" Translated Wed May 13 17:28:56 JST 1998
  5. .\" by Hidenobu NABETANI <nabetani@kern.phys.sci.osaka-u.ac.jp>
  6. .\"
  7. .\" WORD: infomational message 参考情報
  8. .\" WORD: instance インスタンス
  9. .\"
  10. .TH START\-STOP\-DAEMON 8 "15th March 1997" "Debian Project" "Debian GNU/Linux"
  11. .SH 名前
  12. start\-stop\-daemon \- システムデーモンプログラムの起動、停止
  13. .SH 書式
  14. .B start-stop-daemon
  15. .BR -S | --start
  16. .IR options
  17. .RB [ \-\- ]
  18. .IR arguments
  19. .HP
  20. .B start-stop-daemon
  21. .BR -K | --stop
  22. .IR options
  23. .HP
  24. .B start-stop-daemon
  25. .BR -H | --help
  26. .HP
  27. .B start-stop-daemon
  28. .BR -V | --version
  29. .SH 説明
  30. .B start\-stop\-daemon
  31. はシステムレベルのプロセスの生成・停止を制御するために使用される。
  32. また、
  33. .BR --exec ", " --pidfile ", " --user ", and " --name " options,"
  34. はオプションを与えることで、実行中のプロセスを見つけることができる。
  35. .BR --start
  36. を使用すると、
  37. .B start\-stop\-daemon
  38. は指定されたプロセスが存在するかを調べる。
  39. 該当するプロセスが存在する場合、
  40. .B start\-stop\-daemon
  41. は何もせず、エラーステータス 1 を返して終了する(
  42. .BR --oknodo
  43. が指定された場合は、0 を返す)。該当するプロセスが存在しない場合、
  44. .BR --exec
  45. により(又は、
  46. .BR --startas
  47. が指定された場合はこれにより
  48. )指定される実行ファイルを起動する。
  49. コマンドライン上で
  50. .BR --
  51. 以降に与えられた任意の引数は起動されるプログラムにそのまま引き
  52. 渡される。もし
  53. .B --retry
  54. が指定された場合、start-stop-daemonはそのプロセスが終了したかどうかを
  55. 確認する。
  56. .BR --stop
  57. を使用すると、
  58. .B start\-stop\-daemon
  59. は指定されたプロセスが存在するかを調べる。該当するプロセスが存在す
  60. る場合、
  61. .B start\-stop\-daemon
  62. .BR --signal
  63. により指定されたシグナルをそのプロセスに送り、エラーステータス 0
  64. を返して終了する。該当するプロセスが存在しない場合、
  65. .B start\-stop\-daemon
  66. はエラーステータス 1 を返して終了する(
  67. .BR --oknodo
  68. が指定された場合は 0 を返す)。
  69. .SH オプション
  70. .TP
  71. \fB-x\fP|\fB--exec\fP \fIexecutable\fP
  72. (
  73. .B /proc/
  74. .I pid
  75. .B /exe
  76. により)指定された executable のプロセスを調べる。
  77. .TP
  78. \fB-p\fP|\fB--pidfile\fP \fIpid-file\fP
  79. .I pid-file
  80. で指定されるプロセスIDを持つプロセスを調べる。
  81. .TP
  82. \fB-u\fP|\fB--user\fP \fIusername\fP|\fIuid\fP
  83. .I username
  84. または
  85. .I uid
  86. で指定されるユーザが所有するプロセスを調べる。
  87. .TP
  88. \fB-n\fP|\fB--name\fP \fIprocess-name\fP
  89. (
  90. .B /proc/
  91. .I pid
  92. .B /stat
  93. により)
  94. .I process-name
  95. という名のプロセスを調べる。
  96. .TP
  97. \fB-s\fP|\fB--signal\fP \fIsignal\fP
  98. .BR --stop
  99. が与えられた時、プロセスを停止するために送るシグナルを指定する
  100. (デフォルトは 15)。
  101. .TP
  102. \fB-R\fP|\fB--retry\fP \fItimeout\fP|\fIschedule\fP
  103. 同時に
  104. .BR --stop
  105. が与えられると
  106. .B start-stop-daemon
  107. はどのプロセスを終了させるかを確認する。
  108. マッチした実行中のプロセスが全て終了するまで繰り返し確認する。
  109. もしプロセスが終了しなければ、
  110. .I schedule
  111. により決定される
  112. 別のアクションが実行される。
  113. もし
  114. .I timeout
  115. .I schedule
  116. のかわりに指定されていると、
  117. .IB signal / timeout /KILL/ timeout
  118. が使われる。ここで
  119. .I signal
  120. .BR --signal
  121. で指定されるシグナルである。
  122. .I schedule
  123. はスラッシュ
  124. .RB ( / )
  125. で区切られた少なくとも2つの要素からなるリストである。
  126. それぞれの要素は
  127. .BI - signal-number
  128. もしくは [\fB\-\fP]\fIsignal-name\fP
  129. の場合は送るべきシグナル、
  130. .IR timeout
  131. の場合はプロセスが終了するのを待つ秒数、
  132. .BR forever
  133. の場合はもし必要なら残りの
  134. .I schedule
  135. を繰り返し適用することを意味する。
  136. もし
  137. .I schedule
  138. を全て使って、
  139. .BR forever
  140. が指定されていない場合は、
  141. .B start-stop-daemon
  142. はエラー状態 2 で終了する。
  143. もし
  144. .I schedule
  145. が指定されていれば、
  146. .B --signal
  147. で指定したシグナルは無視される。
  148. 同時に
  149. .B --start
  150. が与えられると、
  151. .I pathname
  152. により指定されるプロセスを起動する。このオプションが指定されない場合、
  153. .B --exec
  154. に与えられる引数がデフォルトになる。
  155. .TP
  156. .BR -t | --test
  157. 実行しようとする処理内容を出力し,それに伴い適切な返り値が設定される
  158. が、実際の処理は行わない。
  159. .TP
  160. .BR -o | --oknodo
  161. 処理が何も行われない(又は、行なわれようともしなかった)場合、
  162. 終了ステータス 1 のかわりに 0 を返す。
  163. .TP
  164. .BR -q | --quiet
  165. 参考情報を出力しない。エラーメッセージのみ表示。
  166. .TP
  167. \fB-c\fP|\fB--chuid\fP \fIusername\fR|\fIuid\fP
  168. 処理を開始する前に指定されたユーザ名/ユーザ ID に変更する。
  169. .BR ':'
  170. の後に
  171. グループ名またはグループ ID を与えることによりグループも指定できる。
  172. これは `chown' コマンドと同じ書式 (\fIuser\fP\fB:\fP\fIgroup\fP)
  173. である。このオプションを
  174. 使用した時には、
  175. .B --group
  176. オプションが指定されていない場合であってもプライマリグループと
  177. 補助グループは同様に設定されることを理解していなければなら
  178. ない。
  179. .B --group
  180. オプションは、(
  181. .B nobody
  182. のような一般的ユーザに対してプロセス単位でグループに追加するというように)
  183. ユーザが通常のメンバーでないグループを指定する場合にのみ使用する。
  184. .TP
  185. \fB-r\fP|\fB--chroot\fP \fIroot\fP
  186. 処理を開始する前に、
  187. .I root
  188. に chdir と chroot を実行する。pidfile は chroot 後に、書き出されること
  189. に注意する。
  190. .TP
  191. .BR -b | --background
  192. 典型的には、デーモンプロセスを切り離せないプログラムで使用される。このオプ
  193. ションを指定した場合、
  194. .B start-stop-daemon
  195. は自分自身を対象プロセスの実行前に fork し、以後バックグラウンドで処理を行う。
  196. .B 警告: start-stop-daemon
  197. .B 何らかの理由
  198. によって処理の実行に失敗した場合に、その終了ステータスをチェックできない。
  199. このオプションは最終手段であり、自分から fork することに意味のないプログ
  200. ラムや、fork を自分で行うためのコードを追加できないプログラムのみでの使用
  201. を意図している。
  202. .TP
  203. .BR -N | --nicelevel
  204. プロセスを開始する前にプロセスのプライオリティを変更する。
  205. .TP
  206. .BR -m | --make-pidfile
  207. 自分自身で PID ファイルを作成しないプログラムを起動する際に使用する。
  208. このオプションにより、処理の実行直前に
  209. .B start-stop-daemon
  210. .B --pidfile
  211. で参照されるファイルを作成し、配置する。このファイルはプログラムの
  212. 停止時に削除されないことに注意されたい。
  213. .B 注意:
  214. このオプションは動作しない場合がある。特に、プログラムの実行時にその
  215. メインプロセスから fork するようなプログラムでは正しく動作しない。
  216. このため、通常は
  217. .B --background
  218. オプションと併用する場合にのみ有用である。
  219. .TP
  220. .BR -v | --verbose
  221. 詳しい参考情報を出力する。
  222. .TP
  223. .BR -H | --help
  224. ヘルプ情報を出力して終了する。
  225. .TP
  226. .BR -v | --verbose
  227. バージョン情報を出力して終了する。
  228. .SH 著者
  229. Marek Michalkiewicz <marekm@i17linuxb.ists.pwr.wroc.pl>
  230. がIan Jackson <ian.greenend.org.uk>による以前のバージョンを
  231. 元に作成。
  232. このマニュアルは Klee Dienes <klee@mit.edu> によって書かれた。
  233. 一部 Ian Jackson による整形。
  234. .SH 翻訳者
  235. 鍋谷 栄展 <nabe@debian.or.jp>