.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file. .\"original revision: 1.6 .\" .\" Translated Wed May 13 17:28:56 JST 1998 .\" by Hidenobu NABETANI .\" .\" WORD: infomational message 参考情報 .\" WORD: instance インスタンス .\" .TH START\-STOP\-DAEMON 8 "15th March 1997" "Debian Project" "Debian GNU/Linux" .SH 名前 start\-stop\-daemon \- システムデーモンプログラムの起動、停止 .SH 書式 .B start-stop-daemon .BR -S|--start .IR "options ... -- arguments ..." .HP .B start-stop-daemon .BR -K|--stop .IR "options ..." .HP .B start-stop-daemon .BR -H|--help .HP .B start-stop-daemon .BR -V|--version .SH 説明 .B start\-stop\-daemon はシステムレベルのプロセスの生成・停止を制御するために使用される。 また、 .BR --exec 、 .BR --pidfile 、 .BR --user または .BR --name オプションを与えることで、実行中のプロセスを見つけることができる。 .BR --start を使用すると、 .B start\-stop\-daemon は指定されたプロセスが存在するかを調べる。 該当するプロセスが存在する場合、 .B start\-stop\-daemon は何もせず、エラーステータス 1 を返して終了する( .BR --oknodo が指定された場合は、0 を返す)。該当するプロセスが存在しない場合、 .BR --exec により(又は、 .BR --startas が指定された場合はこれにより )指定される実行ファイルを起動する。 コマンドライン上で .BR -- 以降に与えられた任意の引数は起動されるプログラムにそのまま引き 渡される。 .BR --stop を使用すると、 .B start\-stop\-daemon は指定されたプロセスが存在するかを調べる。該当するプロセスが存在す る場合、 .B start\-stop\-daemon は .BR --signal により指定されたシグナルをそのプロセスに送り、エラーステータス 0 を返して終了する。該当するプロセスが存在しない場合、 .B start\-stop\-daemon はエラーステータス 1 を返して終了する( .BR --oknodo が指定された場合は 0 を返す)。 .SH オプション .TP .I -x|--exec executable ( .B /proc/ .I pid .B /exe により)指定された executable のプロセスを調べる。 .TP .I -p|--pidfile pid-file .I pid-file で指定されるプロセスIDを持つプロセスを調べる。 .TP .I -u|--user username|uid .I username または .I uid で指定されるユーザが所有するプロセスを調べる。 .TP .I -n|--name process-name ( .B /proc/ .I pid .B /stat により) .I process-name という名のプロセスを調べる。 .TP .I -s|--signal signal .BR --stop が与えられた時、プロセスを停止するために送るシグナルを指定する (デフォルトは 15)。 .TP .I -a|--startas pathname 同時に .B --start が与えられると、 .I pathname により指定されるプロセスを起動する。このオプションが指定されない場合、 .B --exec に与えられる引数がデフォルトになる。 .TP .I -t|--test 実行しようとする処理内容を出力し,それに伴い適切な返り値が設定される が、実際の処理は行わない。 .TP .I -o|--oknodo 処理が何も行われない(又は、行なわれようともしなかった)場合、 終了ステータス 1 のかわりに 0 を返す。 .TP .I -q|--quiet 参考情報を出力しない。エラーメッセージのみ表示。 .TP .I -c|--chuid 処理を開始する前に指定されたユーザ名/ユーザ ID に変更する。':' の後に グループ名またはグループ ID を与えることによりグループも指定できる。 これは `chown' コマンドと同じ書式 (user:group) である。このオプションを 使用した時には、`group' オプションが指定されていない場合であってもプライ マリグループと補助グループは同様に設定されることを理解していなければなら ない。グループオプションは、(`nobody' のような一般的ユーザに対してプロセ ス単位でグループに追加するというように)ユーザが通常のメンバーでないグルー プを指定する場合にのみ使用する。 .TP .I -r|--chroot root 処理を開始する前に、 .B root に chdir と chroot を実行する。pidfile は chroot 後に、書き出されること に注意する。 .TP .I -b|--background 典型的には、デーモンプロセスを切り離せないプログラムで使用される。このオプ ションを指定した場合、 .B start-stop-daemon は自分自身を対象プロセスの実行前に fork し、以後バックグラウンドで処理を行う。 .B 警告: start-stop-daemon は .B 何らかの理由 によって処理の実行に失敗した場合に、その終了ステータスをチェックできない。 このオプションは最終手段であり、自分から fork することに意味のないプログ ラムや、fork を自分で行うためのコードを追加できないプログラムのみでの使用 を意図している。 .TP .I -m|--make-pidfile 自分自身で PID ファイルを作成しないプログラムを起動する際に使用する。 このオプションにより、処理の実行直前に .B start-stop-daemon は .B --pidfile で参照されるファイルを作成し、配置する。このファイルはプログラムの 停止時に削除されないことに注意されたい。 .B 注意: このオプションは動作しない場合がある。特に、プログラムの実行時にその メインプロセスから fork するようなプログラムでは正しく動作しない。 このため、通常は .B --background オプションと併用する場合にのみ有用である。 .TP .I -v|--verbose 詳しい参考情報を出力する。 .TP .I -H|--help ヘルプ情報を出力して終了する。 .TP .I -V|--version バージョン情報を出力して終了する。 .SH 著者 Ian Jackson Marek Michalkiewicz このマニュアルは Klee Dienes によって書かれた。 .SH 翻訳者 鍋谷 栄展